皆さん、「ユダヤ人大富豪の教え」という本田健さんの書かれた本をご存知でしょうか?
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)
- 作者: 本田健
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/02/09
- メディア: 文庫
- 購入: 11人 クリック: 143回
- この商品を含むブログ (154件) を見る
ジャンルは自己啓発系です。
自己啓発本には、賛否両論ありますが、個人的には自分の思考の外を考える良いきっかけになるので、好んで良く読んでいます。
これは確か5、6年前に購入しましたが、ふと本棚整理の時に出てきたので読み返してみました。
改めて気づかされた点もあったので、共有したいと思います。
内容としては、本田さんがユダヤ人大富豪から教えてもらい、学んていくといったストーリー形式になっております。
まずは、ユダヤ人大富豪からの教えてもらうためのルールは次の3点。
①絶対に幸せな金持ちになる
②自分の人生で起こることに自己責任を持つ
③成功したら将来前途ある若者に知恵を教え成功を手伝う
お金のことだけではなく、家族や時間の使い方、人生観に関する話などいろいろですが特に印象に残ったのは、次のような言葉でした。
お金のことを忘れる。君はどうして、それほどまでに成功したいんだね?
社会を変えるためにはお金が必要?社会さえ変えられたら貧乏でもいい?本音は尊敬されたいからではないか。
本当に成功したいなら最初の動機が大切。パワーが欲しくて成功しようとするとパワーゲームにはまってしまう。尊厳を得ようとすると、人から注目を浴びたいと言う無間地獄に落ちる。するとどれだけ社会的に成功しても、幸せになれない。
幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れるのが大切
サービスの質と量で報酬額は決まる
そこにお金のことが頭にあってはいけない。自分が没頭して打ち込み最高のサービスを提供することで報酬を得ると言うサイクル。
最後の報酬に注目するんではなく、自分が出すサービスを考える
自由人と不自由人、立場が幸せと豊かさを決める
先進国ではどちらの立場を選ぶか自分で選べる
自由人は、経済的、社会的、精神的に独立して誰からの援助も指図も受けない。その人個人が考えるとおりに人生を生きている。不自由人は何かに依存している。そして自分の人生を周囲になんとかしてもらおうとしている。
不自由人は日常的に仕事をしなければ生活していけない人だ。
不自由人:会社員・大企業の社長、役員、自営業者、普通のスポーツ選手
※社長も監査役からのプレッシャーがある不自由人。ただ、収入を運用して自由人になることは可能。
自由人:流行ってる店のオーナー、印紙税の入る作家、特許持つ人、家賃収入得られる地主、有名なスポーツ選手、株などから配当を得る人
等々
読み返してみて、次の2点を意識していきたいと思いました。
①資産を形成して、経済的に自立する努力をしよう
②自分の内面ともっとコミュニケーションを取ろう
①と②の合わせ技で、後悔ない人生にしていきたいと思います。
以上です!